今日は夏至。

一年の中で、一番昼の時間が長い日が今日21日です。こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。
朝、目が覚めると窓の外はすでに明るくなっていて自分の体内時計よりも夜明けが早まっていることに気が付きます。いよいよ本格的な夏の訪れを迎えるのですが、今年は5月に季節外れの猛暑がきていたので少しは暑さに対して身体の抵抗力があるのかもしれません。

さて”時”といえば時間、時間といえば我が故郷「近江の国」を代表する神社で「近江神宮」があります。近江神宮は天智天皇の古都、近江大津宮(大津京)跡に鎮座する神社で、約5年半という短い期間ではありますが大津に都がありました。天智天皇はその時代に漏刻(ろうこく)と呼ばれる水時計を設置されており、後に時の記念日の由来になったそうです。

近江神宮では水時計以外に「百人一首」が有名で毎年1月に「競技かるたの日本一」を争う大会が行われており、今年は映画でも有名になっていますね。あと一つ「流鏑馬(やぶさめ)」も有名です。「流鏑馬(やぶさめ)」とは走る馬の上から矢を射る儀式の事を言うそうです。

由緒ある神社が近場にありながら生まれてから今まで3回くらいしか訪れたことがありません。近すぎて有難味が分かってないのですね。滋賀県は田舎であるが故に戦争中は空襲を受けることも少なく古い建造物や神社仏閣が数多く残されています。何より滋賀県には100万年以上の歴史を持つ古代湖の「琵琶湖」があります。

そんな歴史ある田舎に住みながら今日も一日が終わろうとしています。

本藍染めの良さ

10日ほど前から肩の関節に痛みがあり、酷い時には寝返りさえ出来ない始末で「何やらやっかいな病気になったのかも」
と考えざるを得ない年齢になってきたようです。 こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

さて先日、ひさしぶりにコストコへ行ってきました。自宅から車で1時間近くかかる離れた所にあるのですが、どうしても欲しい物があってネットで買うよりも安いので他の商品も含めて数がまとまった段階で行こうと決めていました。なので今回も福沢諭吉さんがしっかり羽を生やして2羽飛んでいきました。

最近は染色について記述を続けていますが、今日は地元滋賀県の伝統工芸として活かされているものをご紹介します。
今も世界に誇る日本の染色技法のひとつに「本藍染め」というものがあります。
昔はその染屋さんたちの事を「紺屋」と呼んだそうですが、江戸時代に入って木綿が一般に普及するようになってから藍染め職人が村々にゆきわたるようになり、いつしか染物屋全般をさして「紺屋」と呼ぶようになったようです。

第二次大戦中には物資が不自由なこともあり、農家も綿を作りながら手織りをして忙しくしていたようですが、やがて戦後となり国民の生活が安定してくると一時的に本藍染めは衰退する時期がありました。明治時代にドイツで開発された合成染料が安くて簡単にできる事ですっかりお株を奪われてしまったようです。しかし一度は見捨てられた感じの「本藍染め」も化学染料では味わうことのできない美しいトーンを好む人たちが現れたことで
今日も伝統的な染色技法として続けてこられたようです。

ところで「本藍染め」には藍草を使うのですが、中でも一年生のタデ藍の乾燥したものを使って土蔵造りの蔵の中で積み上げ約120日間”ムロ”で寝かせます。そして醗酵させて「すくも(蒅)」と呼ばれる染料のもとになる「藍玉」が出来上がります。さらに木灰からとった「灰汁(あく)」を使って藍を還元させて溶かす「建てる」作業を行い染色液を作ります。この染色液を藍つぼに貯めて、木綿など染物を順次浸けていき、その後浸けた木綿をあげて絞って空気にさらして酸化させこれを数回繰り返して水洗いをして干し場で乾燥をさせる。さらにこの工程を繰り返していくことで望みの濃さに染め上げていきます。

こうして書くとなかなか手間のかかる作業ですね。だからこそ日本の伝統として残る素晴らしい染色技法なのだと言えるのでしょう。
LINでもオーガニックコットンを藍染めで染めた靴下を取り扱っています。美しい藍色ですよ。
OrganicGarden | オーガニックコットン ゴムなし靴下 藍のくつした 藍染め
WP-NS8197AI

紫外線遮断の方法にもいろいろ

さすが6月、昨日までの曇り空と違って日差し浴びるとしっかり太陽の圧力を感じたのは朝の8時です。 こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

このまま「7月、8月を迎えたらどうなるねん」と独り言をつぶやきながら玄関の掃除をしていたら、小学生の子供達がワイワイと騒ぎながら元気に登校して行きました。 このくらいの年齢なら紫外線や肌のシミなど考えもしないだろうな、と少々寂しく思えた自分に座布団5枚をあげたい気分でした。しかし、本当に紫外線対策を行うのであれば若い頃からキッチリ行っておかないと、将来みんなと同じような気持ちになるのは間違いありません。若者たちに早めの対策をお勧めしておきます。

さて、紫外線対策といえばUVケアの商品としてたくさん世の中にでていますが、何の、オーガニックコットンでも茶綿なら約95%遮断してくれるというデータがあります。ちなみにオフホワイトのオーガニックコットンは紫外線遮断率87%で草木染の布地の場合は95%の遮断率があったそうです。またそれらの原因は、強い日差しを浴び続ける綿花に包まれた種を紫外線から守らなければならないからと言われています。

個人的に勝手な意見ですが、わざわざクリームなどを塗らなくてもオーガニックコットンの衣類を着てたら一手間省けて済むから楽ですよ~って
つぶやいておきます。

絞り染めはアメリカでも

6月に入って順当に梅雨入りとなり、その後当たり前のようにジメジメとしているのが何か変?と感じてしまうのは、ひねくれ者なのか。こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

今朝のテレビで言ってましたが、湿度が65%以上で20℃を超えてくるとカビが発生してくるそうで、なるほど最近よくみるようになってきたのでカビ掃除のスプレーを購入して対策を講じている今日この頃です。でもこれは普通に日本の夏が近づいているという事ですね。

さて今日は「絞り染め」についてです。
絞り染めは古い時代からある染色法で、染めたい繊維をひもで縛ったり、折りたたんだり様々な圧力などを加えて染みを制限してナチュラルな模様をつける技法です。

絞り染めの技法は日本だけでなく世界各地で行われているスタンダードな染色で、歴史も古く発祥の地が何処というのは確実には分からないようです。比較的さかんに行われているのは日本をはじめ、インド、中国、ペルー、インドネシア、アフリカなどがあり、アメリカでもTie Dye(タイダイ)という呼び名で染められています。

日本の絞り染めは、絞った布の一部を染めないで白く残す素朴な模様が多く美しい表現をするための重要なポイントといえそうですが、海外では色の上に別の色を重ねたりする多色染めをすることも比較的好まれているようです。さらに縛りを解いたり加えたり塗り染めを併せたり様々な考え方もあって一概にルールもないので自由な染色法として今も続いているのではないでしょうか。

LINでも先日、アメリカのMaggie’s社から大人と乳幼児向けのタイダイソックスを入荷しました。
色合いも日本のデザインとは微妙に違うのでユニークな雰囲気が案外受けるかもしれませんね。

Maggie’s (米国) | オーガニックコットン 絞り染め クルーソックス(ふくらはぎ下) 22.5~26.0cm
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ベンガラ染めのオーガニックコットンもあります。

昔々、とある老人から「またも負けたか八連隊」という言葉を聞いたこと思い出しました。 こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

第八連隊は関西(大阪)出身の部隊とされ、西南戦争で負けた事を弱い部隊として俗謡に歌われたそうですが、現実としては賛否両論があり今にして真実は定かではありません。いずれにしても個人的に第八連隊の功績を云々するつもりは全くないのですが、我が「阪神タイガース」が今日も負けた事に昔の事をちーと思い出した次第です。ただそれだけ。

さて今日は、オーガニックコットンの製品染色の中でも色彩豊かな染色方としてベンガラ染めをご紹介します。
ベンガラ(紅殻あるいは弁柄)染めは日本で古くから親しまれてきた染色法で、インドのベンガル地方から伝来したことが語源とされています。
この染色法は経年変化に強く、日光による退色がないことも特徴で、陶器や漆器、また防虫、防腐性が高いため旧石器時代から洞窟壁画にも使われており、日本の暮らしでも家屋やお寺などの塗料として使われてきています。

ベンガラ染めは無害であることからオーガニックコットンの衣類や他の繊維製品への染色に使用されるようになっています。ベンガラは土に含まれる酸化鉄を原料とした土に還る環境循環型の技法で、少量の水で染めることが出来、地球環境にもやさしい染色法ということで近年、俄然注目を浴びている技法といえます。

LINで取り扱うベンガラ染めの商品は、
リブカラー オーガニックコットン 1分丈ショーツ ピンク フリーサイズ (綿100%)
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オーガニックコットンの彩土染めについて

何となく雨の臭いが、、、テレビを見ると広島マツダスタジアムでの「広島vsソフトバンク」戦が5回終了後、降雨コールドにより引き分けに終わったそうです。 こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

いよいよ今日午後に近畿地方も梅雨入りの発表がされました。すでに先程「阪神vs西武」戦は阪神の勝利で終えているので安心ですが、今後ますます湿っぽい日が続きそうなので「カビ対策」に留意しなければなりません。

お洗濯の後、衣類を乾かすのが大変です。
さて前々回「草木染め」の事を書きましたが今日は「彩土染め」について少々。

彩土染めとは土を原料とした天然染色のことで、草木染めでは植物を原料としていたのでハッキリ区分が分かれて分かりやすいですね。
現在LINで取り扱う中で主力の「オーガニック・ガーデン」ブランドではこの彩土染めを使用したオーガニックコットンの下着が多く、中でもピンク色はオーストラリアのエアーズロックで採れた赤土、グレーはバリ島の黒土を染色原料として展開がされています。もともと古代より用いられた染色方法で化学処理を行わない事で肌にも優しい繊維が出来上がっています。

全て淡い色合いですが自然素材として安心して着られるので、どれも人気の定番商品となっています。

なんちゃってオーガニックコットン

昨日から今朝にかけて涼しいを通り越して”寒い”と感じたのは我が家だけではないと思うのですが。 こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

今も昔も、個人の感覚というのは様々ですが「五感」と言われる視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚があって、それ以外の”ある感覚”を俗に「第六感」と言い、「シックスセンス」という映画もこの「第六感」の事を指しているそうです。また第7感というものが存在するという話もあります。
明け方の寒さは、その感覚からではなく本当に寒かったのだと確信はしておりますが。

さて、実は個人的に普段からその感覚というものをとても大切にしていて、値段の高そうな物を買う時にはいつも値札を見る前に自分なりの価値観で「これは〇〇円」と値踏みをしてから買うかどうかの判断をするようにしています。
ちなみに値踏みとは「値段を見積もってつけること。評価。値積もり」とあります。(コトバンクより)

LINで販売しているオーガニックコットンの製品もそれぞれ結構な値段が付いていて決して安いとは思いませんが、何年か前から普通のネットショップやリアル店舗、近所のスーパーなんかでも時々”オーガニックコットンやで”って宣伝している商品を見かけることが多くなりました。そしてそこについている値段はそんなに高くありませんが、でも普通の綿製品よりは少し高い値段が付いていることがほとんどです。

これを見て思ったんです。
果たしてこの表示はホンマモンか?あるいは本物でも混紡率が以上に低い(例えば綿90%、オーガニックコットン10%とか)のではないのか?って。
これは決してジェラシーなんかでは無いです。

ある時、直接的なオーガニックコットン製品ではありませんが関連するアイテムを仕入れたいと考えてメーカーを探して直接電話でお話をしたことがあったのですが、その時の営業の方から「なんちゃってオーガニックコットンなのね」って冗談で言われたことを今でもハッキリ覚えています。相手側には決して悪気はなかったと思うのでその時はキチンとお返事をしておきましたが、これが世間の評価なのかな?って思わざるを得ない出来事だったのでこの先も忘れることはないと思います。

そもそもオーガニックコットンは有機農業で栽培されており、その基本は堆肥づくりにあります。通常のコットンとは違い化学肥料を使わないので、いかに良質の堆肥を得られるかがポイントになっています。さらに雑草対策や害虫対策には機械作業は行わず全て手作業が基本になっており、テントウ虫や益虫を放して害虫を食べさせるなど自然との調和から生まれた産物といっても過言ではありません。

そんな手間ひま掛るオーガニックコットンを使った製品は、通常の綿製品に比べて自ずとコストが高くつき製品単価にも反映される結果となります。その仕組みを理解したうえで「この値段はないでしょう」って思うことが最近多いんです。

一概にそれが為とはなりませんが、生産者サイドではオーガニック認証を進化させてトレーサビリティを活かせる仕組みを必死で考えています。
今では「Global Organic Textile Standard」なんかが主流になりつつあるようですね。

いずれにしても、人間の五感を大切に生きて行きたいと考える今日この頃です。

草木染めの話

さて6月を迎えて「衣替え」となりましたが、今日2日は快晴なのに日陰に入ると少し肌寒い感じです。 こんにちは、オーガニックコットン専門店LIN店長の橋本です。

既に5月には真夏日を観測しており一体この先何度まで気温は上がるのだろうと心配をしていましたが、今日のように涼しい日もキッチリやってきてくれたので少し安心をしました。平年並みであれば問題はありませんが少し暑くなると服装から気を使いたくなります。たとえば色合いですね。

ガンガンの日差しを浴びながら真っ赤なシャツはちょっと着たくないし、さらに真っ黒では光を吸収して暑くてたまりません。でも濃いめの藍色であれば案外大丈夫なのは何故でしょう。ひょっとして染め方にも関係があるのかもしれませんね。そもそもオーガニックコットンには藍色などには「草木染め」を行って染められたものが多いですね。

その藍色には植物の「アイ」を使って青く染めるので元々の作用として抗菌、抗紫外線、排毒作用などが期待できるそうです。ちなみにピンク色には「アカネ」が使われるそうで、効能として浄血、保温、細胞活性作用などがあるそうです。なので、昔から”男の子には藍色”で”女の子には茜色のピンク”が使われたのかもしれません。

オーガニック認証にも重要な要素であり、衣類の基本である染色は身体にも大変影響のある古来の技法なんです。

昔の人々には知恵があったのですね。
自分も見習いたいものです。