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産業統計

世界のオーガニックコットン市場は成長著しく、2010年には7,000億円規模の市場に成長すると見込まれています。それに伴いオーガニックコットンの生産量も拡大をし、2001年から2007年までの6年間で実に年平均44%の伸び率となっており、地域別の生産量では、中東(トルコ、イスラエル)、東南アジア(インド)、アフリカが主要な産地で、世界の生産量の80%以上を占めています。 生産量が拡大した要因として、綿花生産者を支援するプログラム(フェアトレードなど)、収穫量の安定した品種への改良、消費者市場からの認知などが上げられ、市場拡大の要因としては、多くの消費者がエコや健康を優先した意識の変化や、多くのアパレル企業がオーガニックコットン製品を取り扱い始めた事によるものとされています。

 ところが、オーガニックコットン自体は事業者と生産農家が中心で製品コードも無く取引が行われ、貿易上は通常のコットンとして扱われているのです。
つまり、貿易統計に於いてはオーガニックコットンというコードは存在しないのです。

 そのような背景から原料、糸、織物ごとの仕出地別輸入数量などの輸出に係る情報を判断する事は困難な状況で、現在唯一産業統計情報を策定しているのが米国のオーガニックコットンの認証基準を策定しているOrganic Exchangeで、「Organic Exchange Marketplace Report」として、統計情報が取りまとめられており、日本では日本オーガニックコットン協会(JOCA)と日本オーガニック流通機構(NOC)によってそれらの情報が提供されています。

適正な表示ルールのあり方に関する調査事業

平成21年3月、独立行政法人 中小企業基盤整備機構によって上記表題での報告書が作成されました。こられの検討委員の中には経済産業省や農林水産省などの職員も参加しており主に消費者保護や国際的に通用するガイドライン作りを定めるよう意見を述べられています。しかし、現状は骨子案にとどまっており、あくまで提言にすぎないのが現状です。今後の課題として、より具体的で運用可能なガイドラインにする必要があり、今後も継続的な議論を実施することが望ましいと括られています。結論として感じるのは、当局を交えた協議の中では「今後の課題」として括られた雰囲気とも受け止められます。

国内外のオーガニック規準・規格

 オーガニックコットンに対する製造段階での規準について、国際的には「Global Organic Textile Standard」(GOTS)と、「Organic Exchange Standards」(OE)の大きく二つがあります。さらに日本国内でもJOCA規準(JOCA)とNOC規準(NOC)の二つがあり、国内外それぞれに基準内容や審査内容に整合性が無く、独自の基準によって運営実施をされてきました。

 その後、2009年2月24日付けで日本オーガニックコットン協会(JOCA)では「オーガニック繊維製品世界基準(GOTS)本部の意向・方針を考慮して、2010年末をもって、 JOCAの書類ベースの認証・タッグ発給の方式を中止し、GOTS方式を全面的に導入することといたしました。」と正式に発表を行いました。

 さらに「天衣無縫ブランド」として商品展開をしている株式会社新藤では2009年1月コントロールユニオン(CU)の審査により、オーガニック繊維製品世界基準=Global Oraganic Textile Standard(GOTS)の認証を取得しています。

 「Global Organic Textile Standard」(GOTS)と、「Organic Exchange Standards」(OE)の相対的な違いはオーガニックコットンの含有率にあり、GOTSでは70%以上の含有率を求められるのに対し、OEでは5~100%とされています。またGOTSでは普通綿の混入を禁止しているのに対してOEでは普通綿の混入は可能とされています。一方、日本国内のもうひとつのルール「NOCコットン規準」では、オーガニックコットンの混合率として80~100%で普通綿の混入は禁止とされています。

 以上のことから製品に対する規準・規格には世界レベルでバラつきがあり、日本国内でも統一されていないのが現状と言えます。

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